健康診断|永島メディカルクリニック|さいたま市見沼区の内科、糖尿病・内分泌内科

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健康診断

健康診断|永島メディカルクリニック|さいたま市見沼区の内科、糖尿病・内分泌内科

市の健康診断

さいたま市健康診断(特定健診)

さいたま市特定健康診査(特定健診)は、40歳以上から75歳までのさいたま市国民健康保険加入者を対象に行っている健康診断です。
毎年健康診断を受けることで生活習慣病を早期発見することができ、また生活習慣の改善は病気の予防になったり、進行を食い止めることができます。
2型糖尿病などの生活習慣病は、内臓脂肪の蓄積が原因となる場合が多く、肥満や高血糖・高血圧などが重複したメタボリックシンドロームの状態にあると、虚血性心疾患(心臓病)や脳血管疾患(脳卒中等)を発症するリスクが高まります。しかし、これら生活習慣病は、初期症状の段階ではほとんど自覚症状がないため、検査を受けないと発見が遅れることもあります。
毎年健康診断を受け、自身の健康状態を確認するようにしましょう。

健診内容
  1. 身体測定(身長・体重・BMI)
  2. 腹囲測定
  3. 血圧測定
  4. 血液検査(肝機能・脂質・血糖・腎機能)
  5. 尿検査
  6. 心電図検査
  7. 貧血検査
  8. 眼底検査(対象となる方のみ)
料金

自己負担なし(無料)

詳細はさいたま市ホームページをご覧ください。

健康診断で引っかかった方へ

健康診断では、身体中の臓器の健康状態を把握するため多岐にわたる項目を調べます。中には、何の異常なのか分からない、ということもあるのではないでしょうか。当院では異常値を指摘されて不安な気持ちを抱えている方に対して、なるべく早く的確かつ精密な検査、必要に応じた治療提供が出来る体制を整えております。

要再検査・要精密検査と指摘された方へ

健康診断の結果次第では、要再検査や要精密検査と診断されることがありますが、これらはそれぞれ意味が異なります。
健康診断の結果によっては、命の危険を伴う重篤な疾患や、QOL(生活の質)を著しく低下させる疾患を発見する可能性があります。特にこれらの疾患が生活習慣病の場合は、自覚症状がないため放置されがちになりますが、その間にも動脈硬化は進行して、症状が現れた時には脳や心臓に深刻なダメージが生じていることもあります。
生活習慣病は、できるだけ早期に発見・治療することが大切です。早期に適切な治療を行うことで、QOLの向上や健康寿命の延伸が可能となりますので、指摘された方は先ずは当院にご相談ください。

脂質異常症(高脂血症):コレステロール・中性脂肪

LDL(悪玉)コレステロール値が高い・HDL(善玉)コレステロール値が低い・中性脂肪(トリグリセライド)値が高い、3つのどれかに当てはまれば、脂質異常症と診断されます。

脂質の値を指摘されても自覚症状がないため放置している方がよくいますが、脂質異常症を放置すると増えた脂質がどんどん血管の内側に溜まり、動脈硬化を引き起こします。

脂質異常症は動脈硬化の一番の原因でもあると言われていますので、放置せずに先ずは当院にご相談ください。

血圧

家庭血圧で135/85以上、クリニックでの測定で血圧が140/90以上の場合、高血圧と診断されます。
血圧が高い状態が続くと心臓や血管に負担がかかり、自覚症状がなくても動脈硬化や心肥大になる可能性があります。放っておくと脳卒中や心筋梗塞、心不全、不整脈、動脈瘤、腎不全など、多くの循環器病が起こります。
高血圧症の合併症は放置すると危険度が高い病気が多いため、血圧が高くなっていることが分かったら放置せずまずは当院にご相談ください。

糖尿病:血糖値・HbA1c

健康診断で血糖値やHbA1cが高いと指摘された場合は、糖尿病の可能性があります。糖尿病は放置すると全身に様々な合併症を引き起こし、命の危険に関わる病気です。
また、糖尿病の種類はいくつかありますが日本人では95%の糖尿病患者は2型糖尿病で、運動不足や不摂生などの「生活習慣の乱れ」が主な原因です。
健康診断で早めに気付くことが出来れば、運動療法・食事療法で重症化せずに改善することができます。

血糖値

血液中のブドウ糖(グルコース)の量のことを言い、血糖値は食後に向上し、その後時間とともに低下する特徴があります。常に血糖値が高い場合は糖尿病の可能性が疑われます。検査は、できるだけ空腹時に行うことで正確な数値を測定できます。

HbA1c

HbA1c(ヘモグロビンワンシー)とは、糖尿病患者の過去1~2か月間の血糖値のコントロール状態を評価する際の指標となり、糖尿病の「診断」のみならず「治療効果」を確認する目的としても用いられます。
HbA1cは、4.6~6.2%を正常範囲、6.0~6.4%を糖尿病の可能性が否定できない境界型、6.5%以上の場合は「糖尿病型」と呼ばれ、糖尿病であることが強く疑われます(日本糖尿病学会)。境界型であっても全身の血管への影響がありますので、この時点から生活習慣を見直すことが重要です。

肝機能:ビリルビン・AST(GOT)・ALT(GPT)・γ-GTP

肝臓の機能に関する項目で、肝臓に何らかの異常、機能低下がみられた際に、通常よりも高くなったり低くなったりします。
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、障害があってもなかなか自覚症状が出ません。何らかの症状が現れたときには、すでに病気がかなり進行している可能性があります。これらの項目で指摘された際は、直ちに当院までご相談ください。

腎機能:クレアチニン(Cr)・推算糸球体ろ過量(e-GFR)、尿素窒素(BUN)

腎臓の機能に関する項目で、腎臓に何らかの異常、機能低下がみられた際に、通常よりも高くなったり低くなったりします。
腎臓は「糸球体」という血液から不要な老廃物を取り除く組織がたくさん集まって出来ている臓器で、この糸球体が壊れることで慢性腎臓病につながります。慢性腎臓病は“病”という名前がついてはいるものの、ある特定の病気の名称ではなく、生活習慣病や糖尿病性腎症などの病気や危険因子によって腎障害や腎機能の低下が慢性的に続いている状態を示すものです。
慢性腎臓病では初期の段階ではほとんど自覚症状はないので、気づかないまま腎機能の低下が進んでしまわないよう、早い段階で腎機能の低下を見つけることが必要です。これらの項目で指摘された際は、直ちに当院までご相談ください。

膵機能:アミラーゼ・リパーゼ

膵臓の機能に関する項目で、膵臓に何らかの異常、機能低下がみられた際に、通常よりも高くなったり低くなったりします。アミラーゼとは膵臓に含まれる消化酵素のひとつで、十二指腸に分泌され、でんぷん(糖類)を分解する働きがあります。
リパーゼはアミラーゼ同様、膵臓に含まれる消化酵素のひとつで、十二指腸に分泌され、脂肪を分解する働きがあります。
膵臓の働きが正常でない場合は、この「アミラーゼ」と「リパーゼ」が血液中に出てきてしまい、血液検査で異常値となります。
膵臓の異常は見つけにくく、進行してしまうと命にかかわる危険性がありますので、もしこれらの項目で指摘された際は、直ちに当院までご相談ください。

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